理科のテスト勉強3ステップ!【三国中学校専門個別指導塾】【マナプラス】
三国中学校定期テストみなさん、中学理科の勉強は順調ですか?
「中学に入り、難しい概念がいくつか登場してわからない…」と思う方も多いかもしれません。
しかし、中学理科は一番素直で、対策しやすい科目なんです! 正しい勉強法さえ確立できれば、安定して高得点を出せます!
今回は、理科のポイントから、期テストの勉強法・受験勉強のスケジュールまで詳しく解説していきます!
「中学理科」はどんな科目?
まずは中学理科の特徴をつかんでいきましょう!
小学校のときは実際にキットでものを作ってそれを使って実験したり、植物を育てて観察するというような、体験的なものが多かったですよね。
一方で、中学に上がると実験や観察ではなく、机に向かって計算や記述の問題を解くということが増えました。
そのため、小学校のときと比べると格段に難しくなったように感じるかもしれません。
しかし、安心してください!中学理科について理解しておくべきポイントはたったの3つだけです!
ポイント⑴:実は安定した得点源になる科目!
小学校では「理科」と一括りにされていましたが、中学に入ると「物理」「化学」「生物」「地学」と4つの単元に分かれたと思います。
こうして見ると、「単元が多くなってやることが増えた!難しい…」と思う人もいるかもしれません。
しかし、単元が多いからこそ「問題パターンも豊富=変な問題が少ない」という図式が生まれるんです!
つまり、ひねった問題が出されることが少なくなります。
そのため、教科書に載っていることをしっかり覚えてかつ理解するというようにしっかり対策すれば、安定して高得点を取ることができるようになるでしょう!
ポイント⑵:原理の理解が大事
「そんなこと言われても、理解できないんだからどうしようもない!」と投げ出してはいけませんよ!
ここではどうすれば原理が理解できるようになるかお話しします。
それには、「イメージする力」が重要なんです。
例えば、電流は水の流れ、電気回路は水路のようにイメージされることがあります。
そうすると分岐のない水路ではどこも同じ量の水が流れるように、直列回路では二つの抵抗に流れる電流が同じになることも、分岐のある水路では水が二つに分かれるように、並列回路では電流も二つに分かれることが納得できるのではないでしょうか?
このようにして原理の理解を積み重ねます。
そして理解するときに用いたイメージを実際に問題を解く際に使ったりもしながら、問題で説明されている状況や、指定されたシチュエーション・動作をイメージできるかが最重要ポイントです。
これが応用力に繋がるというわけです!暗記だけではNGですよ!
ポイント⑶:単元ごとに大きく傾向が異なる
理科は単元によって学ぶ知識や必要な理解も大きく異なります。
そのため、算数や英語のように積み上げ型の教科とは違って、単元ごとに区分けして取り組むことが重要です!
例えば中1で学ぶ植物の構造についての分野では、部位と役割をセットで覚え、素早く特徴から判別する能力が必要になります。
一方で中学3年生で学ぶ天体(地学)分野では、天体同士の位置関係をイメージすることが必須となります。
このように、これらの単元は独立しているので、「生物をいっぱい勉強したから、地学もできるようになるはず!」というわけにはいきません。
それぞれの単元ごとに、どのような勉強法が適切かを考えながら勉強しましょう!
しかし、単元ごとに独立しているということは逆に、「どの単元から始めてもいい」ということでもあります。
特に理科の苦手意識が強い方は、まずは興味のある面白そうな単元から手をつけてはいかがでしょうか?
苦手分野をギリギリまで対策せずに放置するというのはお勧めしませんが、やる気の出るものから始めるというのも一つの手だと思います。
中学理科が得意になるための勉強法3選
中学理科の勉強法では、得意になるためのポイントが3つあります!
ここからは3つのポイントを把握した上で、具体的にどのように勉強を進めていけばいいか確認していきましょう!
①〜③をしっかり実践できれば、「得意科目は理科です!」と言えるようになるのも夢ではありません!
①:基礎を押さえ、イメージを鍛える
どの教科もそうですが、まずは基礎を押さえましょう!
その際に、先ほどもお話ししたように、イメージを使うととても良いです。
自分の頭の中で好きにアニメーションを動かせるように、練習を重ねることがオススメです。
しかし「いきなりやろうと思っても難しい……」と思ってしまいますよね。
イメージを鍛えるためには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
それは、動画(映像教材)をたくさん見たり、実際に身の回りのものを触って・動かして再現してみたり、頭を使うだけではなく、五感を使って体験することが重要となりです!
楽しいことや悲しいことって、よく覚えていませんか?
勉強でもこのように感情が伴った方が心によく残ります。実際に体験して、納得したり疑問に思ったり、積極的な学習を行うことで理解も進み、記憶にもよく残るでしょう。
②:単元ごとに得意・ニガテを把握しよう!
先ほどお話ししたように、中学理科は4つの単元に分けることができて、それぞれが独立しています。
次は、それらの単元のどれが得意でどれが苦手なのかを、ランク付けしてしっかりと把握することで、わかったつもりをなくしましょう!
ランク付けは得意〜ニガテまで5段階(5〜1)で把握すると良いです。
特に自分の第一志望が決まったら、過去問の傾向も踏まえて、単元ごとの重要度もランクづけすると良いでしょう。
頻出だったり配点が多い単元は、得意な単元でもある程度対策しておくといいかもしれません。
逆に苦手な単元だが試験に出る傾向も低いと言った場合は、あまり時間をかけ過ぎても非効率なので、いっそのこと他の単元に集中するという策をとることも視野に入れることをオススメします。
このように、得意・苦手を把握することで、特に時間をかけて取り組むべき単元が見えてくるんです!
③:インプットと演習をサイクルで回す
勉強計画ってなかなかうまくいきませんよね。
計画が立てられなかったり、無理な計画を立ててしまって崩れてきたりしてしまう人は多いかと思います。
しかし、一度習慣化してしまえば、あとは作業みたいなものです!そこで皆さんの代わりに私が学習計画、この勉強サイクルを作ってしまいましょう!
まず週間計画を立てます。ここで失敗しがちなのが、毎日みっちりスケジュールを入れてしまうことです。
これだと急な予定が入ってしまったとき、できなかった分が翌日にずれてしまい、そのままずるずると計画が崩れてしまいます。
気合で2日分翌日に行う!というのは、あまり現実的ではありませんよね…。身に覚えがありませんか?
そこで6日+1日(調整日)を1セットにして、6日間に計画してできなかった分を調整日に回しましょう!計画はずらさないことがポイントです。
次に1日の中では、30分インプット&30分演習(計1時間スパン)を行います。まず30分のインプットでは暗記を行いましょう。
ここでは①を使いながら、一問一答で知識を固めます。
その後30分の演習で、演習問題に移り、しっかりインプットできているか確認しながらより定着させていきましょう。
その際に間違えた問題はチェックし、間違えた問題だけで2周目を行うとより効率的な勉強が行えます!
定期テストではテスト範囲の発表が大体1週間前の学校が多いと思います。
まずは基礎問題2〜3周し、完璧にしましょう。2週間で演習問題も2周以上できるといいですね。
2周目以降は先ほども述べたように、間違えたところだけ取り組むと効率的です。
正解していたけれど、勘で答えたらたまたま当たったというものや、あっていたけど自信がなかった、というものは同様にチェックをつけておくといいですね。
目標とする点数や②で把握した単元の得意度も踏まえ、どこまで完璧にするか決めていきましょう!
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